JALのオススメ順序通りに進めたら詰む?JALが最も信頼されたい層にこそ離脱されるサービス設計のミス


JALのLSP(ライフステージ・ポイント)を貯めるために、アプリから案内される順序どおりにJAL PayやNEOBANK、JALカードを申し込んだところ──
**“詰んだ”**んです。
具体的には、マイル番号が増えて、統合するにはJAL Payを退会しなければいけない。NEOBANKも一時停止の可能性。
サポートに電話すると、たらい回し。
しかもその情報、申込時には出てこない。
JALの中の人も知らない。
この記事では、そうした構造的なUXのまずさに加え、
「JALが一番大切にすべきLSPユーザーが最も早く離れる構造」について、実体験ベースでお伝えします。

アプリの順路は“詰みルート”?整合性なきLSP導線


JALアプリのトップから進むと、LSP取得のために:
アプリをDL
JAL Payに登録
NEOBANK開設
JALカード申込(キャンペーン付き!)
──という導線が「この順でやればOK」と言わんばかりに提示されます。
ところが実際はこの順で進めてしまうと、JMB番号が新規発行され、統合ができなくなる可能性があるんです。
既存のJMB会員番号を入力しても、新しいJALカードには別番号が割り当てられていました。

「番号統合にはPay退会が必要」→それって罠では?


JALに問い合わせると、返ってきた回答は衝撃的でした。
「JAL Payに登録済みの場合は、番号統合の前に退会が必要です」
「Payの退会は別番号にご連絡ください」
この時点で完全に“詰み”。
しかもPayやNEOBANKは、アプリ上で連携されているように見えて、中身は完全に別組織扱い。
電話もナビダイヤル(0570)で、かけ続けるだけでコストが発生します。

JAL Pay・NEOBANK未使用だったから助かったけど…


今回たまたまJAL PayのチャージやNEOBANKの残高はゼロだったので、
退会→統合の流れでも大きな金銭的損失はありませんでした。
ただ、NEOBANKプレミアム(年5550円)には課金済み。
それが登録2時間後に「退会前提の統合が必要」と言われ、完全に無駄金に。
「NEOBANKも、旧番号を新番号に統合するとログインできなくなる可能性があります」

5500円は誤差。でも、その誤差が信頼を削る


LSP目的でJAL便に毎月数万円使っている人間にとって、年5500円は確かに“誤差”です。
でも──
「5500円くらいなら泣き寝入りでいいでしょ」というような設計の雑さが見えると、信頼は一気に冷める。
しかも、それを自分で調べて、自分で回避しなきゃいけない構造。
ANAではログイン状態で申し込めば自動で番号統合される。
でもJALは、ユーザーの入力やタイミング次第で“分裂”が起きる。
しかもその修正には、複数窓口に自力で電話するしかない。

サポート対応の“構造的コスト”が企業も蝕む


この件だけで、JMB窓口15分 → JAL Pay 40分 → 住信SBIに連絡予約。
計1時間かけても、結論は「先に退会して、また連絡してください」。
企業側も、3窓口で1時間以上スタッフが対応して、何も解決していない。
それどころか、ユーザーは「もう使わない」と思いながら電話を切っている。
これって、LSPのために投資してくれるはずの顧客を、構造で“焼き払って”しまっている状態です。

JALがLSPで最も信頼されたい相手こそ、“離れることに最も敏感”


1500LSPを積める層=年に何十回もJALに乗れる
=何十万円単位でお金を動かせる
=時間単価が高く、UXの矛盾に敏感
=電話たらい回し・設計ミスに「自分の時間を軽視された」と感じる
つまりJALがLSPで最も囲いたい層こそ、設計のまずさに真っ先に気づき、静かに離脱していく層なんです。
これは、**航空業界版“リッチなユーザーほどクレカを即解約する構造”**です。

富裕層に選ばれたいなら、「気にしない人向け設計」から卒業を


JALの高単価プロダクトやLSP制度は、魅力的です。
それだけに、申込動線や統合の構造で「詰ませてしまう」のは、もったいない。
富裕層は、1時間のたらい回しや、見えないコストに最も敏感。
「気にしないで済む人」向けの導線では、彼らには選ばれない。
本気で“LSPでつながる顧客”を育てたいなら、
サービスの深さより先に、連携の浅さや責任の所在を、見直す必要があるかもしれません。

こんな人におすすめ:JALカード申し込みを考えている全員


これからJALカードやNEOBANK、JAL Payの導入を考えている方は、
必ず「JMB番号の整合性」を最初に確認してください。
複数のJALサービスに跨る設計上、順番を間違えると統合できず、退会の手間が発生する可能性が非常に高いです。
ANAと違い、JALは番号統合を自動でやってくれません。

さいごに:信頼とは、“誤差の積み重ね”で壊れていく


5500円は誤差です。
JAL NEOBANK(住信SBI連携)のように、
ユーザー目線では「JALアプリ内で一体化してるように見える」のに、実際はサポートも統合もバラバラで、**トラブル時は“たらい回し前提”**という構造がみえたので、預金は一旦全て引き出しました。
でもそういう体験が積み重なると、どれだけ航空券にお金をかけても、最後には“もういいや”になる。
LSPは面白い試みだと思っています。
だからこそ、UXの精度と、顧客目線での整合性が必要です。
この経験が、誰かのLSP導入前の判断材料になればうれしいです。
そしてJALさんにも、もし届くなら──「この設計で課金層は残らない」ことをぜひ見直してほしいと思っています。
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これから申し込む人のための正しい順序(記事投稿時点)


JALクレジットカードを申し込む
届いたら、JMB事務局に電話する(0570ではなく、03あてに、050発信がおすすめ)
新番号と旧番号の統合を依頼する
統合が確認できたら、JALアプリをDL
新しいJMB番号(クレカに印字の番号)でアプリにログイン
ネオバンク、ウェルネス、モバイルなどに申し込む

ちなみに今回、NEOBANKの残高は念のため全額引き出しました。
LSPの獲得モデルとして、プレミアムプランに加入の上で、円普通預金で100万円以上の預け入れが条件になっていますが、
現時点でその金額を“塩漬けにしてもよい”と思える信頼性は、残念ながら感じられませんでした。
再度安心して使えると感じられるまでは、様子見が妥当と判断しています。