乗継PPは気にしなくてOK?SFC修行を「安心と快適」で組み立てた私の旅の話
SFC修行というと、プレミアムポイント(PP)をいかに効率よく稼ぐかが注目されがちですが、私が実際にやってみて強く感じたのは「数字よりも心の余裕のほうが大事」ということ。
今回は、乗継PPに振り回されない設計と、自分の性格に合った「安心して進められる修行旅」の話をまとめました。これからSFC修行を考えている方の参考になればうれしいです。
乗継PPがもらえるのは運賃6だけ!
まず基本情報から。ANAのSFC修行で話題になりやすい「乗継200PPボーナス」は、すべての乗継便で自動的にもらえるわけではありません。
実はこの200PPボーナスがもらえるのは、「ANA VALUE TRANSIT 28」など、運賃区分6(乗継割引運賃)で予約したときだけです。
たとえば、以下のような運賃では乗継PPはつきません:
スーパーバリュープレミアム28(運賃2)
株主優待プレミアム(運賃2)
VALUE 1・7(運賃5)
株主優待普通席(運賃5)
これらはすべて、搭乗ポイントが400PP/区間つく運賃なので、追加の「乗継ボーナス」は対象外となっています。
航空券代とPP効率をギリギリまで詰めるなら「運賃6+当日UG」
もしあなたが「SFC修行はとにかくコスパ命!」「1円でも安く、1PPでも多く稼ぎたい」という“修行僧ガチ勢”なら、ぜひ検討すべき戦略があります。
それが、**運賃6(ANA VALUE TRANSITなどの乗継専用割引)+当日アップグレード(UG)**という組み合わせです。
この方法がなぜお得かというと:
・運賃6は格安だが、1区間ごとに200PPの乗継ボーナスがもらえる
・当日アップグレードをすると、積算率がプレミアムクラス相当の125%に跳ね上がる
・しかし、搭乗ポイントは購入時のまま(=200PP)なので、追加コストは最小限
つまり、安く買って、上級クラスに乗って、PPは最大限もらえるという、まさに修行僧的美学を体現したやり方なんです。
実例:羽田→福岡→那覇(乗継2区間)
・航空券代(運賃6):約18,000円(2区間)
・アップグレード費用:羽田→福岡=14,000円、福岡→那覇=10,000円 → 合計24,000円
・合計:42,000円前後
・獲得PP:
- 羽田→福岡:1,417PP(フライト)+200PP(搭乗)
- 福岡→那覇:1,848PP(フライト)+200PP(搭乗)
- 合計:約3,665PP
・PP単価:約11.5円/PP
これはプレミアムクラスを最初から予約した場合(PP単価12.5円程度)よりも安く、最大400PP分の得になる計算です。
注意:400PPと200PPの“両取り”はできない
プレミアムクラスに乗れば400PPもらえる、乗継扱いなら追加でなら200PPがつく――そんな風に思っていると、少し落とし穴があります。
結論から言うと、400PP(プレミアム運賃)と200PP(乗継ボーナス)の両方を同じ区間でもらうことはできません。これはANAのプレミアムポイント加算ルールに基づいたものです。
ポイントの加算は「予約したとき、購入した運賃の種類」で決まり、当日アップグレードで座席を変えても、搭乗ポイントの部分は変更されません。
運賃6+当日UGでも、搭乗ポイントは200PP(後便のみ)
たとえば、ANA VALUE TRANSIT(運賃6)で乗継2区間を予約して、前便だけ当日アップグレードしたとします。
この場合:
・前便(プレミアムに乗っても)→ 0PP
・後便(普通席でも)→ 200PP(乗継ボーナス)
つまり、「前便でプレミアムに乗って400PP」「後便で乗継ボーナス200PP」という合計600PPの“おいしいとこ取り”は不可能なんです。
400PPが欲しいなら最初から運賃2を選ぶしかない
「確実に400PPほしい」という場合は、プレミアムクラスを含む運賃2(スーパーバリュープレミアム28や株主優待プレミアムなど)で購入する必要があります。
逆に、運賃6で予約している以上、アップグレードしても200PP(しかも後便だけ)が上限。
400PPと200PPの“両取り”は制度上できないということを、あらかじめ理解しておくと失敗がありません。
当日UGは狙いは、向き・不向きがハッキリ分かれる戦略
この方法は魅力的ですが、すべての人におすすめできるわけではありません。
実際に乗継ボーナスを活かせるのは、「1日3レグ以上こなす」「普通席でも石垣や宮古まで飛ぶ」ような、ガチのフライト修行スタイルの方です。
【この方法が向いている人】
・空港でアップグレードの空きを都度チェックできる
・座席にこだわらず、後方や通路でもOK
・スケジュール変更や空港の待ち時間も苦にならない
・「コスパこそ正義」な人
【向いていない人】
・旅の予定は最初から全部決めておきたい
・当日アップグレードが取れないと不安になる
・ゆとりある移動と座席を重視したい
・時間より快適さを優先したい
私のように「気持ちの余裕」や「事前にすべて決めておきたい」タイプにとっては、最初からプレミアムクラスを予約しておくほうが、少し高くてもストレスがなく、最終的に満足度が高くなります。
修行スタイルによっては、乗継PPは考えなくていい
私は、あらかじめ全部決めておきたいタイプ。
アップグレード枠の空きを確認したり、乗継時間に余裕を見たりといった現地での判断にエネルギーを使うより、少し高くてもプレミアムクラスを最初から予約して、精神的な余裕を優先したいと考えました。
フレックス運賃のような超高額は払えませんが、スーパーバリュープレミアム28であれば比較的手が届きやすく、PPも搭乗ポイントも安定していて安心感があります。
最終日は那覇→札幌、安心優先の設計にして正解だった
修行旅の最終日は、那覇から自宅のある札幌へ戻る長距離移動。ここでも「安心優先」の設計がうまくいきました。
那覇→名古屋はスーパーバリュープレミアム28、名古屋→新千歳は株主優待プレミアムで別切り発券でしたが、名古屋セントレアでの乗継時間を2時間とっていたおかげで、手荷物はバゲージスルー扱いにしてもらえました。
スタッフの方に最終目的地を札幌(新千歳)を伝えると、きちんと対応してくださり、名古屋で荷物を受け取ることなく新千歳までスムーズに到着。こういう細かい安心感って、修行最終日には本当にありがたく感じます。
空港までの移動もちょっとした工夫でラクに
那覇では「グランビュー赤嶺」に宿泊。朝は空港までタクシーでわずか800円。
ゆいレールで250円で行ける距離ですが、荷物を抱えて移動する手間を考えたら、この差額で快適さが買えるなら十分アリでした。
ひとつだけ注意点として、ANA国内線の到着口前には屋外にカート置き場のないため、タクシー降り場から建物内の受託手荷物カウンターまでは、荷物を手で持っていく必要があります。
今回はプレミアムクラス利用だったこともあり、他のお客さんがいなかったので、受付の方が私が荷物を持ってプレミアムカウンターに向かう様子に気づいて、途中から一緒に運んでくださってとても助かりました。
こんな人におすすめ
・自分のペースで旅をしたい
・「もしも」に備えておきたいタイプ
・空港や手荷物で無駄なストレスを避けたい
・スケジュールを事前にしっかり立てたい人
おわりに:私にとっての「快適な修行」はこうだった
PP単価だけ見れば、もっと効率のいいやり方はあると思います。けれど、自分の性格や行動スタイルに合っていることが一番大事。
最初にしっかり考えて、あとは考えずに旅を楽しむ。プレミアムクラスのラウンジでのんびりしたり、荷物の心配なく移動できたりする安心感は、修行を旅にしてくれました。
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